****************************************『生活習慣病とは?』糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が主な発症原****************************************因であると考えられている疾患の総称です。かつては、加齢によって発病すると考えられていたために「成人病」と呼ばれていました。
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category:(6)高脂血症
コレステロールには「善玉」と「悪玉」があるというのは、よく耳にします。
ではこの「善玉」と「悪玉」って一体なんでしょう?
コレステロールはからだによくないものだと思っている人が多いけれど、からだの細胞をつくる重要な成分で、増えすぎることが問題なんです。
善玉(HDL)コレステロール、悪玉(LDL)コレステロールというのは、高コレステロールを説明するときにわかりやすいようにつけられた俗称です。
LDLコレステロールには、コレステロールを全身の細胞に運ぶ重要な役目がありますが、血中に増えすぎると、血管の内側の壁にくっついて血管の壁を傷つけたりします。
一方のHDLコレステロールは、細胞内や動脈内にある不要なコレステロールを取り込んで肝臓に戻す役割を果たしています。
つまり、多過ぎると害となるLDLをHDLが抱えて戻るため、動脈硬化を防ぐという意味で、HDLは善玉コレステロールと呼ばれているんですね。
ではこの「善玉」と「悪玉」って一体なんでしょう?
コレステロールはからだによくないものだと思っている人が多いけれど、からだの細胞をつくる重要な成分で、増えすぎることが問題なんです。
善玉(HDL)コレステロール、悪玉(LDL)コレステロールというのは、高コレステロールを説明するときにわかりやすいようにつけられた俗称です。
LDLコレステロールには、コレステロールを全身の細胞に運ぶ重要な役目がありますが、血中に増えすぎると、血管の内側の壁にくっついて血管の壁を傷つけたりします。
一方のHDLコレステロールは、細胞内や動脈内にある不要なコレステロールを取り込んで肝臓に戻す役割を果たしています。
つまり、多過ぎると害となるLDLをHDLが抱えて戻るため、動脈硬化を防ぐという意味で、HDLは善玉コレステロールと呼ばれているんですね。
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category:(6)高脂血症
残念ながら、「高脂血症」は検査でしか発見できません。
「症状」がない場合ですけどね。
高脂血症は、家族性高コレステロール血症以外、初期には自覚症状がまったくないんですね。
けれど、ほかの生活習慣病もそうであるように、早く見つけて早く対処することがとっても重要です。
症状のない病気を早期に発見するにはどうするかそれには無症状のうちから定期的な健康診断で調べてもらうこと。
それしか方法はありません。
1年に1回はかならず健康診断を受ける習慣をつけましょう。
高脂血症の検査は、普通に行われる健康診断では必ず行いますし、ただ血液を採るだけですから、簡単です。
とくに、高脂血症になりやすい人のチェックリストで該当する項目が多かった人は、忘れずに健診を受けましょうね。
検査項目とその診断基準は、以下のとおりです。
◆高脂血症の検査項目とその基準値
【検査項目】 【基準値】
総コレステロール 220mg/dl未満
----------------------------------------
LDLコレステロール 140mg/dl未満
----------------------------------------
HDLコレステロール 40mg/dl以上
----------------------------------------
トリグリセリド 150mg/dl未満
(中性脂肪の一種)
----------------------------------------
* LDLの計算式
LDLコレステロール=総コレステロール-HDLコレステロール- トリグリセリド×0.2
LDLコレステロールの数値は、総コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリドの結果から算出します。
しかし、LDLを血液から直接に測定する検査法もあり、こうした検査を行う医療機関も増えています。
次回はコレステロール「善玉」と「悪玉」についてお話します。
「症状」がない場合ですけどね。
高脂血症は、家族性高コレステロール血症以外、初期には自覚症状がまったくないんですね。
けれど、ほかの生活習慣病もそうであるように、早く見つけて早く対処することがとっても重要です。
症状のない病気を早期に発見するにはどうするかそれには無症状のうちから定期的な健康診断で調べてもらうこと。
それしか方法はありません。
1年に1回はかならず健康診断を受ける習慣をつけましょう。
高脂血症の検査は、普通に行われる健康診断では必ず行いますし、ただ血液を採るだけですから、簡単です。
とくに、高脂血症になりやすい人のチェックリストで該当する項目が多かった人は、忘れずに健診を受けましょうね。
検査項目とその診断基準は、以下のとおりです。
◆高脂血症の検査項目とその基準値
【検査項目】 【基準値】
総コレステロール 220mg/dl未満
----------------------------------------
LDLコレステロール 140mg/dl未満
----------------------------------------
HDLコレステロール 40mg/dl以上
----------------------------------------
トリグリセリド 150mg/dl未満
(中性脂肪の一種)
----------------------------------------
* LDLの計算式
LDLコレステロール=総コレステロール-HDLコレステロール- トリグリセリド×0.2
LDLコレステロールの数値は、総コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリドの結果から算出します。
しかし、LDLを血液から直接に測定する検査法もあり、こうした検査を行う医療機関も増えています。
次回はコレステロール「善玉」と「悪玉」についてお話します。
category:(6)高脂血症
◆運動は、食事とならんで予防効果がある。
高脂血症の予防のために、食事とならんで重要なのが運動です。なぜ運動が重要かというと、次の3つの点に大きな理由があります。
●高脂血症予防の為の運動の重要性
(1)とり過ぎたエネルギーを消費し、脂肪分が皮下や内臓に蓄積されるのを防ぐ。
(2)血行を促して血管の弾力をよくしたり血管をひろげるなどして、血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ。
(3)体内での脂肪の流れがよくなるように調節する酵素の一つであるリパーゼを活性化させ、LDL(悪玉)コレステロールを減らしてHDL(善玉)コレステロールを増やす。
●楽しく続けられる有酸素運動を
運動は、エネルギーを上手に消費するためと、全身の血行をよくするために行うので、激しいスポーツのような、ハードな運動をする必要はありません。
酸素をたくさん消費しながら行う、いわゆる有酸素運動が効果的です。
楽しく、自分に合った、長く続けられる運動を選ぶことが重要です。
家事もしっかり行えばりっぱな運動ですよ。
だれにでも勧められるのは、ウォーキングです。
若くて体力に自信がある人ならジョギングもいいのですが、中高年以上で、最近あまり運動経験のない人は、ウォーキングから始めるのが無難でしょう。
ウォーキングはちょっとした時間でも、どこででもできるから、毎日続けられますね。
健康のための運動はこのように、「気軽にできて続けられる」ことが大切です。
毎日が無理なら、はじめは1日おきでも、1週間に2日か3日でもかまわないんですよ。
運動時間が短くてはダメとか考えずに、からだを動かすことを楽しんで、だんだん運動を習慣にしていけばいいんですね。
▼お勧めの有酸素運動
・ウォーキング
・水中ウォーキング
・軽いジョギング
・サイクリング
・エアロバイク
・クロスカントリースキー
・遠泳・ゆっくりの水泳 など
【運動を行うときの3大注意点】
健康のための運動ですから、無理して体調をくずしたら逆効果。
とくに次の3つに注意し、体調に合わせて柔軟にやったり中止したりしましょう。
1. 体調や天気などの状況を総合的に考え、条件が悪いときには休む。
2. 軽い柔軟体操やストレッチによるウォーミングアップとクーリングダウンを忘れずに。
3. 水分補給はこまめに、十分に! お茶やスポーツドリンク入りボトルなどを携帯しましよう。
●たばこが高脂血症に悪いわけ
たばこに含まれるニコチンは、交感神経を刺激させる作用があるんです。
すると、心臓は血圧を上げ、心拍数を高めるなど活動を活発にして、心臓に負担をかけます。
また、中性脂肪の原料となる血液中の遊離脂肪酸を増やす作用もあります。
さらに、たばこを吸うと血液中のコレステロールが酸化されて粥状動脈硬化が進行することや、善玉のコレステロールであるHDLコレステロールの濃度が低くなることも知られています。
これらはいずれも動脈硬化を促進します。
動脈硬化は心臓病や脳卒中の原因となりますので、1日も早く禁煙することをお勧めします。
【よくある質問】
Q:ストレスも高脂血症と関係があるの?
A:ストレスがかかると交感神経を刺激して血管を収縮させ、血圧が上が ります。
また、体内でカテコールアミン等の物質がたくさん作られ、コレステ ロール濃度や血糖値が高まります。
こうした作用のほか、ストレスがかかるとお酒を飲み過ぎたり、たく さん食べ過ぎるなど、生活習慣にも悪い影響が出てきがちです。
これらの結果として、中性脂肪やコレステロールの濃度の上昇を招い てしまうのです。
ですから、ストレスはため込まず、早め早めに解消することが大切で す。
日頃からストレスを上手に解消・発散させる方法を身につけておきた いですね。
Q:太ってると、運動するときに注意が必要ですか?
A:(1)運動を始める前に、始めてもよいかどうか、心電図など医師の
チェックを受ける。
(2)医師またはインストラクターに、心配な点をかばう運動の種類を アドバイスしてもらう(たとえば肥満の人の場合、体重が間接 や、骨にかかってけがが起こりやすいので、浮力のかかる水中歩 行や、膝への負担が少ないエアロバイクが勧められる)。
次回は「高脂血症」の発見方法についてお話します。
高脂血症の予防のために、食事とならんで重要なのが運動です。なぜ運動が重要かというと、次の3つの点に大きな理由があります。
●高脂血症予防の為の運動の重要性
(1)とり過ぎたエネルギーを消費し、脂肪分が皮下や内臓に蓄積されるのを防ぐ。
(2)血行を促して血管の弾力をよくしたり血管をひろげるなどして、血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ。
(3)体内での脂肪の流れがよくなるように調節する酵素の一つであるリパーゼを活性化させ、LDL(悪玉)コレステロールを減らしてHDL(善玉)コレステロールを増やす。
●楽しく続けられる有酸素運動を
運動は、エネルギーを上手に消費するためと、全身の血行をよくするために行うので、激しいスポーツのような、ハードな運動をする必要はありません。
酸素をたくさん消費しながら行う、いわゆる有酸素運動が効果的です。
楽しく、自分に合った、長く続けられる運動を選ぶことが重要です。
家事もしっかり行えばりっぱな運動ですよ。
だれにでも勧められるのは、ウォーキングです。
若くて体力に自信がある人ならジョギングもいいのですが、中高年以上で、最近あまり運動経験のない人は、ウォーキングから始めるのが無難でしょう。
ウォーキングはちょっとした時間でも、どこででもできるから、毎日続けられますね。
健康のための運動はこのように、「気軽にできて続けられる」ことが大切です。
毎日が無理なら、はじめは1日おきでも、1週間に2日か3日でもかまわないんですよ。
運動時間が短くてはダメとか考えずに、からだを動かすことを楽しんで、だんだん運動を習慣にしていけばいいんですね。
▼お勧めの有酸素運動
・ウォーキング
・水中ウォーキング
・軽いジョギング
・サイクリング
・エアロバイク
・クロスカントリースキー
・遠泳・ゆっくりの水泳 など
【運動を行うときの3大注意点】
健康のための運動ですから、無理して体調をくずしたら逆効果。
とくに次の3つに注意し、体調に合わせて柔軟にやったり中止したりしましょう。
1. 体調や天気などの状況を総合的に考え、条件が悪いときには休む。
2. 軽い柔軟体操やストレッチによるウォーミングアップとクーリングダウンを忘れずに。
3. 水分補給はこまめに、十分に! お茶やスポーツドリンク入りボトルなどを携帯しましよう。
●たばこが高脂血症に悪いわけ
たばこに含まれるニコチンは、交感神経を刺激させる作用があるんです。
すると、心臓は血圧を上げ、心拍数を高めるなど活動を活発にして、心臓に負担をかけます。
また、中性脂肪の原料となる血液中の遊離脂肪酸を増やす作用もあります。
さらに、たばこを吸うと血液中のコレステロールが酸化されて粥状動脈硬化が進行することや、善玉のコレステロールであるHDLコレステロールの濃度が低くなることも知られています。
これらはいずれも動脈硬化を促進します。
動脈硬化は心臓病や脳卒中の原因となりますので、1日も早く禁煙することをお勧めします。
【よくある質問】
Q:ストレスも高脂血症と関係があるの?
A:ストレスがかかると交感神経を刺激して血管を収縮させ、血圧が上が ります。
また、体内でカテコールアミン等の物質がたくさん作られ、コレステ ロール濃度や血糖値が高まります。
こうした作用のほか、ストレスがかかるとお酒を飲み過ぎたり、たく さん食べ過ぎるなど、生活習慣にも悪い影響が出てきがちです。
これらの結果として、中性脂肪やコレステロールの濃度の上昇を招い てしまうのです。
ですから、ストレスはため込まず、早め早めに解消することが大切で す。
日頃からストレスを上手に解消・発散させる方法を身につけておきた いですね。
Q:太ってると、運動するときに注意が必要ですか?
A:(1)運動を始める前に、始めてもよいかどうか、心電図など医師の
チェックを受ける。
(2)医師またはインストラクターに、心配な点をかばう運動の種類を アドバイスしてもらう(たとえば肥満の人の場合、体重が間接 や、骨にかかってけがが起こりやすいので、浮力のかかる水中歩 行や、膝への負担が少ないエアロバイクが勧められる)。
次回は「高脂血症」の発見方法についてお話します。
category:(6)高脂血症
高脂血症の症状は、体質、環境など色々あるけれど、
まずは食事コントロールから。
高脂血症は、遺伝子異常や他の病気に伴って現れるものもあるけれど、8割以上は多くの生活習慣に関連した原因が重なって発症してきます。生活習慣病のほとんどがそうですね。
ではその原因は大まかにどんなことがあるかというと、遺伝的な素因のほかに、過食、高脂肪食、運動不足などの悪い生活習慣や、それによる肥満があげられます。
つまり、食事にからんだ要因がいちばん多いんですね。
だから、高脂血症を防ぐにはまず、食事に心を配って食生活を適正に保つことが重要なんです。
【高脂血症を防ぐ食事の基本】
1. 偏らず「栄養バランスのよい食事」を。
2. 摂取総エネルギー量を抑えて、適正な体重を保つ。
3. 飽和脂肪酸(おもに獣肉類の脂肪)1に対して不飽和脂肪酸(おもに植物性脂肪や魚の脂)を1.5~2の割合でとる。
4. ビタミンやミネラル、食物繊維もしっかりとる。
5. 高コレステロールの人は、コレステロールを多く含む食品を控える。
6. 中性脂肪が高い人は、砂糖や果物などの糖質と、お酒を減らす。
まずは食事コントロールから。
高脂血症は、遺伝子異常や他の病気に伴って現れるものもあるけれど、8割以上は多くの生活習慣に関連した原因が重なって発症してきます。生活習慣病のほとんどがそうですね。
ではその原因は大まかにどんなことがあるかというと、遺伝的な素因のほかに、過食、高脂肪食、運動不足などの悪い生活習慣や、それによる肥満があげられます。
つまり、食事にからんだ要因がいちばん多いんですね。
だから、高脂血症を防ぐにはまず、食事に心を配って食生活を適正に保つことが重要なんです。
【高脂血症を防ぐ食事の基本】
1. 偏らず「栄養バランスのよい食事」を。
2. 摂取総エネルギー量を抑えて、適正な体重を保つ。
3. 飽和脂肪酸(おもに獣肉類の脂肪)1に対して不飽和脂肪酸(おもに植物性脂肪や魚の脂)を1.5~2の割合でとる。
4. ビタミンやミネラル、食物繊維もしっかりとる。
5. 高コレステロールの人は、コレステロールを多く含む食品を控える。
6. 中性脂肪が高い人は、砂糖や果物などの糖質と、お酒を減らす。
category:(6)高脂血症
高脂血症は何が怖いのか・・・。
高脂血症は動脈硬化の大きな因子です。
日本人の死因の第2位と3位を占めているのは、狭心症や心筋梗塞などを含めた心臓病と、脳出血や脳梗塞などの脳卒中だって、知っていますか。これらはどちらも、動脈硬化が原因となって起こる血管の病気です。死因の第1位はがんですが、心臓病と脳卒中を合わせると総死亡の約30%を占めるので、動脈硬化を防ぐことはとても重要です。
さらに動脈硬化は、高血圧を悪化させたり、腎臓病などの原因となります。
動脈硬化というのは、心臓からからだの各部分へ血液を運ぶ動脈が硬くなるものです。
動脈の内側の壁にコレステロールがたまって血管が盛りあがって狭くなり、それとともに血管が硬くなってもろくなるんですね。
そのため、血液が流れにくくなったり、血管に血栓(血管の成分や血管壁がはがれたものなど)がつまりやすくなるのが大問題なのです。
さらに、高血圧を悪化させたり、腎臓病などの原因にもなります。
動脈硬化はさまざまな危険因子が重なり合って起こります。
だから、それらの危険因子を除いていけば、ある程度防げるのです。高血圧が動脈硬化の大きな危険因子の一つだということはよく知られていますが、高脂血症も重大な危険因子です。
ですから高脂血症は、自覚症状はまったくなくても、早く見つけて治療することが重要なのです。
危険因子が重なるほど怖い「死の四重奏」
虚血性心疾患や脳卒中に関して、とくに危険な因子とされるのが、
「肥満(特に上半身の肥満)」
「高血圧」
「高脂血症(特に高中性脂肪)」
「耐糖能以上(糖尿病と、その予備軍である境界線)」
危険因子は、重なるほど危険が高くなるのは当然ですが、これら4つはとくに「死の四重奏」として恐れられていて、これらがいずれも異常と診断された人の場合、虚血性心疾患や脳卒中になる可能性が、いずれも正常な人の約30倍以上になるといわれています。
これらの項目に心当たりがある人は、一つずつでも減らしていく努力が大切です。
次回は高脂血症を防ぐ食事についてお話します。
高脂血症は動脈硬化の大きな因子です。
日本人の死因の第2位と3位を占めているのは、狭心症や心筋梗塞などを含めた心臓病と、脳出血や脳梗塞などの脳卒中だって、知っていますか。これらはどちらも、動脈硬化が原因となって起こる血管の病気です。死因の第1位はがんですが、心臓病と脳卒中を合わせると総死亡の約30%を占めるので、動脈硬化を防ぐことはとても重要です。
さらに動脈硬化は、高血圧を悪化させたり、腎臓病などの原因となります。
動脈硬化というのは、心臓からからだの各部分へ血液を運ぶ動脈が硬くなるものです。
動脈の内側の壁にコレステロールがたまって血管が盛りあがって狭くなり、それとともに血管が硬くなってもろくなるんですね。
そのため、血液が流れにくくなったり、血管に血栓(血管の成分や血管壁がはがれたものなど)がつまりやすくなるのが大問題なのです。
さらに、高血圧を悪化させたり、腎臓病などの原因にもなります。
動脈硬化はさまざまな危険因子が重なり合って起こります。
だから、それらの危険因子を除いていけば、ある程度防げるのです。高血圧が動脈硬化の大きな危険因子の一つだということはよく知られていますが、高脂血症も重大な危険因子です。
ですから高脂血症は、自覚症状はまったくなくても、早く見つけて治療することが重要なのです。
危険因子が重なるほど怖い「死の四重奏」
虚血性心疾患や脳卒中に関して、とくに危険な因子とされるのが、
「肥満(特に上半身の肥満)」
「高血圧」
「高脂血症(特に高中性脂肪)」
「耐糖能以上(糖尿病と、その予備軍である境界線)」
危険因子は、重なるほど危険が高くなるのは当然ですが、これら4つはとくに「死の四重奏」として恐れられていて、これらがいずれも異常と診断された人の場合、虚血性心疾患や脳卒中になる可能性が、いずれも正常な人の約30倍以上になるといわれています。
これらの項目に心当たりがある人は、一つずつでも減らしていく努力が大切です。
次回は高脂血症を防ぐ食事についてお話します。
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